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日本仏教入門

明恵上人樹上坐禅像(京都・高山寺蔵)
明恵上人樹上坐禅像(京都・高山寺蔵)

講 師

奥田 勲 先生(聖心女子大学名誉教授)

開講日

第2、第4火曜日 18:00–19:30  講座開始日4月16日(火)
※4月〜6月のみ、第2火曜の授業が第3火曜に移動になりますのでご注意ください。(4/9 → 4/16、5/14 → 5/21、6/11 → 6/18)

テキスト

 『高山寺明恵上人行状』をはじめとする、明恵関連資料が主な考察対象ですが、それぞれ大部であったり入手困難だったりしますので、必要に応じて抜粋してテキストを作成し、毎回配布します(コピー代は別途ご負担いただきます)。

講義のねらい

 京都栂尾高山寺を開き、生涯の夢の記録を残したことで知られ、「明恵上人」の呼び名で親しまれる、明恵房高弁(1173~1232)は、古代仏教と中世仏教の転換点に位置する重要な宗教者です。
 今回は特に明恵上人がどのように華厳宗と真言宗に思いを潜め、自身の宗教心の依拠としたかを、華厳経を中心とした経典の学習から具体的に考えて行きたいと思います。その上で、明恵上人がなぜ現代においても人の心に強く訴える力を持つのかを大きな課題として、検討し、日本仏教の本質に迫ることを目標にします。

講義内容

 明恵上人の生涯は、弟子喜海の『高山寺明恵上人行状』によってつぶさに記録されています。それによって、どのように人間形成がなされ、仏教にひかれ、独自の精神世界を形成するようになったか、さらに高尾と生家紀州を遍歴しながら修行し、やがて高山寺を開き、瞑想と学問の後半生を送ったかを概観しつつ、信仰と夢がいかなる関係にあったかを考察し、日本仏教のあり方に考察を及ぼしたいと思います。
明恵の夢記については、今まで未紹介、未解明の部分が大きかったのですが、このたび編集・刊行した『明恵上人夢記訳注』によって、その全貌を世に示すことができました。それを活用することで、明恵の思想と行動が、より明らかになると思います。

備考

① 使用する基本的なテキストは、高山寺資料叢書『明恵上人資料第一』、『同第二』、『同第三』(東京大学出版会)、『明恵上人夢記訳注』(勉誠出版、2015年刊)などですが、大冊であり現在入手困難なものも多いので、それらをもとにして配付資料を作成します。
② 映像資料をできるだけ多く活用する予定です。
③ 奥田先生の明恵上人についての著作に、『明恵―遍歴と夢』(東京大学出版会)、最近刊に『明恵上人夢記訳注』(勉誠出版、2015年刊)があります。