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開講講座案内

東アジア(漢字文化圏)の仏教思想―『大乗起信論』を学ぶ

講 師

橘川 智昭 先生(東洋大学・東海大学非常勤講師)

開講日

第2、第4木曜日 14:00–15:30

(10/27、11/10、24、12/8、1/12、26、2/9、23)※全8回

講座開始日

2022年10月27日(木) 申込締切日:10月13日(木)

講義形式

対面(定員15名)およびZoomによるオンライン形式の併用

参加費

無料

テキスト

宇井伯寿・高崎直道訳注『大乗起信論』(岩波文庫)

講義内容

馬鳴造・真諦訳『大乗起信論』を講読します。本書は、その名の通り、大乗とは何か、大乗の法を信ずるとはどのようなことであるのかを説き明かそうとするものです。そして摩訶衍(大乗)の法とは衆生心であると説かれ、さらに一切の迷悟、染浄の世界について考察が進められていきます。『大乗起信論』は大乗仏教の綱要書であるとともに、私たちの心の探究の書といえます。

『大乗起信論』は六世紀中葉の中国にあらわれました。表向きはインドの馬鳴(アシュヴァゴーシャ)が作り、真諦三蔵(499–569、パラマールタ)が漢文に翻訳したことになっていますが、梵文原典は存在せず、インド仏教で本書が用いられていたことを見届けうるような資料もありません。夙に本書は中国で作られたものであろうという説が生まれ、今日の学界でも中国成立説はかなり有力になりました。しかし成立事情が疑わしいからといって、本書の価値が損なわれるものではありません。中国・朝鮮半島・日本という東アジアにおいて、この書は最も多く読まれ、諸宗の拠り所とされてきた仏教書であり、群を抜く輝きを放っています。また仏教という枠を超え、東西の様々な思想に通じる要素をもつ点にも気づかれることと思います。

テキストとして宇井伯寿・高崎直道訳注『大乗起信論』(岩波文庫)を使用しますが、今年度より英訳や注釈書(法蔵『大乗起信論義記』)なども参照しながら丁寧に読んでいきたいと思います。なお今年度はまた最初から読んでまいります。テキストは各自御準備ください。その他の資料については必要に応じて配布します。

備考

本講座の内容は前期講座からの続きとなりますが、前期に受講されていない方でも御受講いたただけます。 今期はモニター講座として開講するため、参加費無料でご受講いただけます。(補講は開講しません。)最終回終了後に配布するアンケートへのご回答をお願いいたします。

第2回以降からでもご受講いただけます。対面受講を途中からご希望の方は配布資料準備の関係上、受講開始希望日の7日前までに事務局まで直接ご連絡ください。

最終回終了後にアンケートを配布しますので、ご回答をお願いいたします。