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涅槃会・第319回公開講座
- 講 師:下田 正弘 先生(東京大学教授)
- 演 題:大乗仏教をめぐって―仏教研究から照らす、仏教研究を照らす―
- 日 時:令和5年2月11日(土) 14:00-16:30
- 会 場:当会会館ホールおよびZoomウェビナーによるオンライン
- 定 員:対面:先着20名,オンライン:先着100名
(聴講無料、要事前申し込み)*対面での参加は先着順・会員優先となります。

1957年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門分野はインド初期仏教、大乗仏教の教典形成史。主要著書は『涅槃経の研究ー大乗経典の研究方法試論』(春秋社、1999)、『パリニッバーナー終りからの始まり』(日本放送出版協会、2007)、『仏教とエクリチュール』(東京大学出版会、2020)など。
仏教の歴史において、大乗仏教はきわめて重要な役割を果たしてきた。この明確な事実にもかかわらず、それが古代インドにおいて、いったいどのようにして興り、どんな歴史を辿ってきたのかと問うたとたんに、その回答は曖昧模糊としたものになる。多くの研究者の関心を惹きつけてきたこの問いに、個々にさまざまな明確な回答が示されてきたにもかかわらず、全体としてみたとき、その歴史的実態はいまだになぞに満ちている。じつはこの点にこそ、この問題の本質がある。今回は仏教研究と仏教との不可離な関係に考察の光をあて、それを通して大乗仏教とはなにか、さらに仏教とはなにかを、一緒に問うてみたいと思う。
14:00-14:10 涅槃会法要
14:10-14:40 公開インタビュー「東大・東大仏青」(※仮題)
14:50ー16:30 公開講座「大乗仏教をめぐって―仏教研究から照らす、仏教研究を照らす―」
参加申込
- 1月13日(金)より、以下のフォームから参加をお申し込みいただけます。(先着100名様となりますのでご注意ください) 参加申込フォームへ
